借金地獄になる女性の特徴と苦しい生活から脱する方法

過度なショッピングや贅沢、美容など、自分の返済能力を超えた借金をして、借金地獄になる女性は少なくありません。

一定の収入があって経済的に自立している女性ほど、クレジットカードのショッピング枠やリボ払い、各種ローンを利用できてしまうぶん、金銭的なコントロールができずに借金を繰り返してしまいます。

しかし、このままの生活を繰り返していると、借金地獄から抜け出せないだけでなく、返済ができなくなってブラックリストに載ります。それだけでなく、返済を滞納するとカード会社やローン会社に給料や財産を差し押さえられるリスクがあります。

そのため、自分の生活と向き合って借金問題を早く解決すべきです。もし、完済できる目処が立たず、自力での返済ができないのであれば、弁護士・司法書士に相談をすれば借金をhらしたりゼロにしたりすることができます。

借金地獄になる女性の特徴

経済的に自立して好きに使えるお金がある

経済的に自立をしていて、自分のために好きに使えるお金がある女性は借金地獄になるケースがあります。

学生のうちは親元に住んでいたり、親からの援助を受けているために親からの干渉を受けることも多いですが、社会人になって自分のために好きに使えるお金が増えると、つい使い過ぎてしまいやすいです。

つい使いすぎて一時的に借金をしても自力で返済ができてしまいますが、借金をしてその場しのぎをすることが続いてしまうと借金地獄におちいります。

ブランドの服や化粧品が好き

ブランド品や化粧品が好きな女性は、借金地獄におちいる可能性があります。

ブランドのバッグや服は1つ20万円、50万円とすることも珍しくなく、上を見たらキリがありません。また、化粧品も美容液、乳液、フェイスパックといった基礎化粧品から、リップ、アイライン、チークなど化粧セットなど、ブランド品で揃えると1つ数千円〜数万円はします。

ブランド品に手を出し始めてハマると、自分の経済力を超えてカードローンの分割払いやクレジットカードのショッピングリボで借金をしてしまい、借金地獄におちいることになります。

美容にお金をかけすぎている

脱毛や肌質改善といった目的で美容サロンや美容医療を利用したり、まぶたやフェイスラインの美容整形をしたり、過度に美容にお金をかけている女性は借金地獄におちいる可能性があります。

美容サロンや美容クリニックは1回数万円〜かかるので、美容ローンを組んで受ける人や、クレジットカードで分割支払いする人も少なくありません。

ただし、美容ローンは審査時の収入があれば組めてしまうので、そのあとの返済が苦しくなったとしても借金はなくなりません。また、クレジットカード払いは手元にお金がなくても使えてしまうので、翌月以降の支払いが苦しくなってもその場での支払いはしのげてしまいます。

そのため、自分の返済能力を超えて美容にお金をかけてしまう女性は借金地獄におちいります。

人付き合いがよく誘いを断らない

人付き合いがいいことは、人間関係を作る上で大切なこともでありますが、遊びや飲み会、旅行や結婚式などすべての誘いに参加をしている女性は借金地獄におちいりやすいです。

ブランド品を購入した、美容クリニックに通ったなど、出費が多かった月は節約をしたりして返済能力をコントロールする必要がありますが、借金地獄に落ちいる女性は「今月は出費が多いから」と断ることをしません。

このような女性は「お金がない」といったことを人に知られたくないので見栄を張り、生活が苦しい月でも誘いを断らずに参加してしまうので、借金がどんどん積み重なって借金地獄におちいることになります。

借金地獄になった女性の実際の体験談

20代から30代の女性で、自己投資として美容や資格取得などで高額な費用を分割で支払ったために、借金地獄におちいっている人も多くいます。自力で返済できた人もいれば、自力で返済ができないほど借金がふくらんで債務整理をした女性もいます。

債務整理をするとブラックリストに載るので、クレジットカードの使用や新規作成ができなくなりますが、自力で返済できなければ借金に追われていずれブラックリストに載ります。周囲に見栄を張り続けている場合ではありません。

債務整理を弁護士・司法書士に依頼すれば、家族や彼氏、会社の人など誰にもバレずに借金問題を解決することができます。借金地獄におちいっている女性は、1日でも早く弁護士・司法書士に相談して借金問題を解決すべきです。

借金地獄になった女性がまともな生活を取り戻す方法

クレジットカードは使用せず現金主義になる

借金地獄におちいってしまった女性は、クレジットカードではなく現金主義になりましょう。

借金地獄におちいる女性は、クレジットカード払いをしていることが原因の1つです。クレジットカードを使用すると、手元にお金がなくても支払えてしまうので、いつの間にか使いすぎていて返済能力を超えてしまっていることがあります。

現金主義あるいは、PayPayやQuick Payなどチャージをして支払うキャッシュレス決済であれば、銀行の残高を超えて使うことができないので、使いすぎる心配がありません。

どうしてもクレジットカード払いをしたければ、デビットカードであればVISAやMastercardと同じように使用することができます。デビットカードであれば銀行残高と連携しているので、支払い能力を超えて使いすぎる心配がありません。

プチプラでおしゃれを楽しむ

ブランド品ではなく、プチプラでおしゃれを楽しむことも借金問題の解決方法の1つです。

ブランド品のバックや服、靴は見た目を華やかにしてくれるので、1つ身につけるだけでおしゃれに見えます。ただし、数万円〜数十万円が当たり前なので、ブランド品ばかりを購入していると借金が増えてしまいます。

SHEINやGUといったプチプラファッションでおしゃれをする女性も増えていて、インスタやTikTokなどでもおしゃれ発信をしている女性は多いです。プチプラファッションをいかにおしゃれに着こなすかも、周囲の注目を集めることができます。

プチプラであれば、1着1,000円未満からおしゃれを楽しむことができます。自分の収入を超えたバッグや服を購入しなければ、いま以上に借金が増えることはないので、借金問題を解決することができる可能性があります。

ときには友人や周囲の誘いを断る

友人や周囲の人からの誘いを断ることで、次に誘われなくなるようなことはありません。

「お金がないから」と伝える必要はないので、用事があるといって断るのも良いでしょう。断るときに「また次の機会に誘って」と伝えたり、お金に余裕が出たときに自分から誘えばよいことです。

これまで誘いを断らずにいたものを断ることで、飲み会であれば1回3,000円〜5,000円程度を、ランチでも1回1,000円〜2,000円程度を浮かせることができます。

浮かせたお金を借金の返済にあてれば返済を早めることができ、生活費にあてれば、新たな借金をする必要がありません。

弁護士や司法書士に債務整理を相談する

すでに自力での返済ができないほど借金が膨らんでしまっている人は、弁護士や司法書士に債務整理の相談すべきです。

債務整理をすれば、借金を減らしたり、ゼロにしたりすることができるので、借金問題を早く解決することができます。

債務整理には、利息をカットして借金を減らす任意整理、元金を含む借金を最大90%カットする個人再生、借金をゼロにできる自己破産があります。どの手続きが自分にあっているかは借金の状況によってちがいます。

• 任意整理
• 個人再生
• 自己破産

利息をカットして毎月の返済額を減らす任意整理

メリット	デメリット
将来発生する利息をカットできる 返済期間を見直して毎月の返済額を減らせる	ブラックリストに載る

任意整理は、弁護士が消費者金融やローン会社といった貸金業者と話し合いで交渉をして、これから発生するはずだった利息のカットや返済期間の見直しをする手続きです。

任意整理は、債務整理のなかでも唯一裁判所を通さないでできる手続きで、債権者(貸金業者)との直接交渉で完了するので、任意整理したことを家族や勤務先に知られる心配がありません。

ただし、任意整理をすると信用情報機関に事故情報が登録される(ブラックリストに載る)ので、借金を完済してから5年間はあらたな借り入れやクレジットカード、住宅ローン・自動車ローンといった審査に通りにくくなります。とはいえ、事故情報が消えれば、借り入れやクレジットカードの作成もできます。

任意整理をすれば、今後の利息がゼロになるので借金の総額が大きく減って、返済期間も見直すことで毎月の返済もしやすくなります。

借金を最大90%カットする個人再生

メリット	デメリット
借金を最大90%減額 住宅は残すことができる(住宅ローン特則)	ブラックリストに載る 官報に載る ローン返済中の自動車は取り上げられる

個人再生は、返済中の借金を最大90%減額して、残った借金を3年〜5年で返済する手続きです。

残った借金を3年〜5年で返済できれば、減額してもらった金額は返済する必要がありません。ただし、個人再生にはデメリットもあります。

信用情報機関に事故情報が登録(ブラックリスト)されます。ブラックリストに載ると、5年〜7年間は新たな借り入れやクレジットカードの作成、ローンを組むことが難しくなります。さらに、住宅ローンを支払い中の自宅や、自動車を差し押さえられる可能性があります。

ただし、住宅を残す方法として「住宅ローン特則」があるので、住宅ローン特則を利用すれば、自宅を残したまま借金を減らすことができます。

また、個人再生をおこなった情報は国が発行する官報に掲載されますが、一般の人が目にする機会はほとんどないので、借金や債務整理のことが家族や勤務先にバレる心配はありません。

借金をゼロにできる自己破産

メリット	デメリット
借金がゼロになる 99万円以下の現金と生活に必要な財産は残せる	ブラックリストに載る 財産を差し押さえられる 官報に載る 一部の職種の就業制限を受ける

自己破産は、借金を返済できなくなった個人が、借金をゼロにすることができる手続きです。自己破産の申請をして免責を受けると、借金の返済をする義務がなくなります。

ただし、自己破産をすると借金をゼロにすることができる一方で、財産が差し押さえられる可能性があります。自動車は、条件によって手元に残しておける可能性がありますが、土地や住宅は、手元に残すことができません。

任意整理や個人再生と同じように、信用情報期間に事故情報が登録される(ブラックリスト)ので、免責後から5年〜7年はクレジットカードの新規作成やローンを組むこともできなくなります。

とはいえ、すでに借金の返済が遅れたり滞納しているのであれば、ブラックリストに載っています。自己破産することを迷って借金問題を放置しているほうがはるかにリスクが高いので、その前に弁護士や司法書士といった専門家に相談をしてみると良いでしょう。

借金地獄になる女性についてよくある質問